Archive for the ‘女性の生理と妊娠について’ Category

妊娠と遺伝毒物の例

日本で遺伝毒物が社会問題となったのは、昭和48年に起こったAF2事件が最初です。AF2は優れた食品防腐剤として昭和40年代の初めころから広く使用されていました。

食中毒のうちでもっとも恐ろしいボツリヌス菌に対してすばらしい殺菌効果があるので、豆腐、かまぼこ、ちくわのような練り製品や、ハム、ソーセージなど畜産加工食品の防腐剤として歓迎されました。

その結果、これらの食品に流通革命を起こしたほどです。たとえば、それまで豆腐屋さんは朝食の味噌汁に間に合わせるため、午前三時ころから起きて豆腐をつくっていました。腐りやすいから前日につくりだめすることができなかったのです。AF2を使うと二、三日間保存が効くので早起きの必要がなくなったのです。

ところが、昭和46年12月に、東京医科歯科大学の外村品数授がAF2に染色体異常を起こす疑いがあることを指摘し、昭和48年の第二回日本環境遺伝研究会において、AF2が変異原である証拠を他の多くの研究者たちとともに発表しました。

その後さらに発ガン性のあることもわかったので、厚生省(当時)は昭和49年以降AF2の製造と使用を禁じました。この事件によって、私たちは身辺に遺伝毒物があることを初めて知らされたのである。

不妊治療の旅
譚定長の不妊症周期療法の結果・評判
正しい妊娠法を確認
病院で不妊治療するといくら費用がかかるか